皆さん、こんにちは。
アメリカ中西部ウィスコンシン州在住の、ゆうこです。
私が住んでいるウィスコンシン州は乳製品の生産が盛んで、そのなかでも特にチーズの生産は全米1位の州です。
日本に住んでいる時は、チーズと言えばフランス、イタリア、スイス…だと思っていたのですが、ウィスコンシン州へ移住してからはウィスコンシン州産のチーズも美味しい!と気づき、それ以来、私が日本へ一時帰国する際には、ウィスコンシン州産のチーズを必ずお土産にしています。
移住後に初めて一時帰国する際「日本にチーズの持ち込みはできない」と勝手に思い込み、お土産リストにチーズは入れていませんでした。
ところが、夫に「チーズ持って行ったらみんな喜ばない?」と言われ、もう一度調べ直してみると条件を満たしていれば、問題なく持ち込めることがわかりました。それからは毎回、法令の範囲内でチーズを持っていき、お土産にしています。
今回は、アメリカから日本へチーズをお土産に持ち込む際の3つのルールをまとめました。
この記事は2026年4月時点での情報です。
日本へ渡航の際は農林水産省の動物検疫所と財務省関税局のサイトをチェックして、必ず最新の情報を確認してください。
・農林水産省動物検疫所Webサイト(乳製品の検疫について) https://www.maff.go.jp/aqs/topix/dairy_products.html
・財務省関税局Webサイト(入国時の税関手続) https://www.customs.go.jp/kaigairyoko/nyuukoku.htm
■3つのルールさえ守ればチーズは課税と検疫の対象外
結論から言うと、自分で食べるため、またはお土産用として持ち帰るチーズは、基本的に日本へ持ち込むことができます。ただし、持ち込む際には「総額20万円以下であること、肉類が入っていないこと、10㎏以内であること」の3つのルールを守る必要があります。
①チーズを含むお土産等の総額が20万円以内なら課税対象外
チーズを含むすべてのお土産の総額が20万円以内であれば、基本的には課税の対象にはならず、関税を払う必要はありません。
チーズ1個もしくはチーズの合計が1万円を超え、お土産の総額が20万円を超える場合は申告が必要です。
私がはじめてチーズを日本へ持って行った際は、1万円を少し超えていたので、念のため税関検査で伝えました。ですが、肉類が入っていないことを口頭で確認されただけで、荷物検査もありませんでした。
②肉類が入っていないチーズのみ、重さは10㎏以内なら検疫対象外
肉類を含まないこと、重量が10kg以下であり、携帯品(手荷物、預け荷物)であること、販売目的ではなく個人で消費するものであれば動物検疫所での検査や証明書は不要とされています。
つまり、一時帰国でお土産に持って行くような量であれば検疫の対象にはならないので安心して持ち込めます。

引用: 農林水産省輸入動物検疫に係るよくあるお問合せ(FAQ)
肉入りは絶対にNG!
見た目がおしゃれでついつい手が出てしまいそうになる生ハム巻きチーズ、ベーコン入りのチーズスプレッド。これらは乳製品ではなく肉製品とみなされてしまいます。肉製品は個人用であっても持ち込みが厳禁されており、見つかると没収だけでなく厳しい罰則の対象になることもあるので日本へは持ち込まないようにしましょう。
③乳製品の合計が10kg以下になるように
チーズだけではなく、乳製品の合計が10㎏を超えないように気を付けてください。
個人のお土産で乳製品が10kgを超えることはあまりないことだと思いますが、10㎏を超えると転売目的(商業用)と疑われ、輸入手続きを求められる可能性があります。
■チーズは密閉されているものを購入し保冷剤と一緒に預け入れ荷物へ
私はお土産用のチーズを選ぶ時には、量り売りの物ではなくしっかりと真空密閉されているものを選び、購入したチーズは出発する直前まで冷蔵庫へ保管しておきます。
出発する日にチーズと保冷剤を保冷バッグに入れてスーツケースに詰めます。ドライアイスの保冷剤は航空会社によって預けられないことがあるので、ドライアイス以外の物が安心です。チーズ、とくに柔らかいチーズは液体物扱いになる可能性があるので、手荷物として持ち込まないようにして預け入れ荷物にします。
そして、日本に着いたら早めに冷蔵庫へ入れます。
保冷剤と保冷バッグでもなかなか冷蔵庫から出したての状態を維持することは難しいですが、密閉されているチーズであれば味も風味もほとんど変わらない状態で日本へ持って行くことができます。
夏場は溶けてしまうこともあるので、柔らかいソフト系チーズではなく、固いハード系チーズがおすすめです。
■今回のまとめ
今回は、アメリカから日本へチーズをお土産に持ち込む際の注意点をお話ししました。
チーズはお土産用として持ち込む場合、肉類を含まない、重さ10kg以下、総額20万円以下なら検査証明書も関税も必要なく持ち込めます。
あまり日本では見かけないアメリカならではのチーズを、ぜひ日本のお土産にしてみてください。
渡航の際は農林水産省の動物検疫所と財務省関税局のサイトをチェックして、必ず最新の情報を確認してくださいね。
・農林水産省動物検疫所Webサイト(乳製品の検疫について) https://www.maff.go.jp/aqs/topix/dairy_products.html
・財務省関税局Webサイト(入国時の税関手続) https://www.customs.go.jp/kaigairyoko/nyuukoku.htm
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

