ウィスコンシン州はシカとの事故率全米第3位!事故多発の秋はシカの飛び出しに気を付けて運転を!

ウィスコンシン州生活

皆さん、こんにちは。
ウィスコンシン州在住のゆうこです。

さて、私が住んでいるウィスコンシン州南部は、暑かった夏が過ぎ秋も深まってきています。
木々も紅葉し、秋の景色を楽しめるドライブやツーリングはとても気持ちいいですよね。

ですが、秋から冬にかけて、車やオートバイの運転はいつも以上に気を付けなければいけません。なぜなら、秋から冬の時期はシカと車の衝突事故が最も多い時期だからです。

今回は、私がこの時期に運転する際に気を付けていること、事故に遭ってしまった場合の対処法をまとめました。

アメリカに住んでいる方はもちろん、観光で運転する予定がある方の参考になれば嬉しいです。

■ウィスコンシン州でシカとの事故に遭う確率は全米第3位

【野生動物との衝突事故の確率が高い州トップ3】

  • ウェストバージニア州(40人に1人)
  • モンタナ州(53人に1人)
  • ウィスコンシン州(58人に1人)

ステートファーム保険会社は毎年、保険請求件数と運転免許証保有者数をもとに、1年のうちに「野生動物との衝突事故に遭う確率」を州ごとに計算し、確率が高い州を公表しています。

2024年度はウィスコンシン州は全米で第3位。58人に1人がここ1年の間に事故に遭う可能性があるという統計が出ています。

参考資料:
State Farm® data

□野生動物との衝突事故の99%がシカとの衝突事故

ウィスコンシン州運輸局は「2024年度に報告された、野生動物との衝突事故件数、約17,500件のうち99%以上がシカとの衝突事故だった」と公表しています。
事故により、9名が死亡(車の運転手や同乗者2名、オートバイ運転手7名)、708名が重軽傷を負っています。

州警察が把握している、シカとの衝突事故件数は毎年15,000〜19,000件です。
しかし、警察へ報告していない事故も含めると、およそ77,000件にもなると言われています。

シカとの衝突事故が多い理由として、近年ウィスコンシン州ではシカがより人口の多い地域で生息するようになり、シカが車道にも出てきやすくなっていることが挙げられています。

参考資料:
State of WisconsinDepartment of Transportation

■シカとの事故の多くは10月、11月の明け方と夕方に起きている

2024年度にウィスコンシン州で報告された、シカとの衝突事故の30%以上の6,062件が10月、11月の2ヶ月の間に起きています。

そして、事故の多くは明け方(午前5時〜6時)と夕方(午後5時〜9時)に起きています。

10月、11月に事故が増える原因として
・シカの繁殖期が始まり、行動範囲が人の住んでいるエリアにも広がる
オスのシカがメスのシカを追いかけ、周囲に注意せず道にも飛び出してしまう
・秋の収穫時期が終わり、シカが隠れる場所を失い、新しい隠れ場所を探すために移動する
・夏と比べると日照時間が短くなり、人とシカの行動時間が重なる
などが挙げられています。

参考資料:
Deer Crashes in Wisconsin

■ウィスコンシン州運輸局の呼びかけ

シカとの衝突事故が増える時期になると、ウィスコンシン州運輸局(Department of Transportation)はFacebookに下記のように投稿を載せ、注意を呼びかけています。

WATCH FOR DEER: Deer are on the move! Last year in Wisconsin, there were a total of 6,064 deer/vehicle crashes in October and November, with one fatality and 237 injuries.
Deer crashes are especially dangerous for motorcyclists – there is about a 37% chance that a motorcycle/deer crash will result in a fatality or serious injury.
Remember to slow down, avoid distractions, and scan the road ahead this fall.

引用:
Wisconsin Department of Transportation

「シカが活発に行動する時期です:2024年は10月と11月で、合計6,064件シカとの衝突事故が発生し、1名が死亡、237名が負傷しました。特にオートバイ運転手にとって、シカとの衝突事故は極めて危険です。オートバイとシカの衝突事故は、約37%という高い確率で運転手が死亡または重傷に至ります。
秋は、スピードを落とし、わき見運転をせず、前方の道路をよく確認しながら運転してください」

■運転中に気を付けること

□私が運転中に気を付けている4つのこと

なるべく、シカの活動時間に当たらないように運転したいのですが、避けられない時もあります。その場合は、下の3つのことに気を付けて運転しています。

  1. 整備されていて周囲が見渡せる、車が多い道を使う
    (道路の脇に木が多い道は、シカが隠れてしまい見つけにくいです。なるべく周囲が見渡せて整備されている、車が多い道を使います)
  2. シカが描かれている標識が立っているエリアは、特に道路脇や左右両方の前方や速度に注意する
    (標識が立っている事故が起きやすいエリアは、特に左右両方の前方や道路脇に気を付けて、徐行し走行します)
  3. 車のCruise Control(クルーズコントロール)使用時は、必要な時にすぐにブレーキが踏めるように「かまえブレーキ」をする
    (アクセルを踏み続けなくても速度を一定に保ってくれる、クルーズコントロールを使っている時もブレーキに足を乗せておきます)
  4. ハンドルをしっかりと持つ
    (事故に遭いそうになった時に、急ハンドルを切らないように両手でしっかりとハンドルを持っておく)

自分が事故に遭わないように気を付けることも大切ですが、周囲に注意を呼び掛けることも事故防止に繋がります。
もし、対向車線側にシカが見えた時は、すれ違う車にパッシングで知らせてあげましょう。

□ウィスコンシン州運輸局が推奨する7つの安全対策

ウィスコンシン州運輸局のサイトでは7つの安全対策を記載しています。
こちらも大切なことなので、気を付けて運転するようにしています。

  1. 乗員全員がシートベルトを締める。
  2. 事故が起きやすい明け方、夕方の時間帯は、前方道路脇にシカがいないかを注意深く見る。
  3. シカを見つけやすいように、可能な場合は常にハイビームを使う。
  4. シカを1頭見かけたら、他にも仲間がいないかを注意する(シカは数頭の群れで行動することが多い)
  5. 長いクラクションはシカが驚いて飛び出してくる可能性があるので、車の存在を知らせたい場合は短いクラクションにする。
  6. もし、衝突しそうになったら急ハンドルは切らずに、ブレーキをしっかり踏み、車線内に留まるようにする。
    (ハンドルを切ると、他の車、木、電柱に当たってしまい、より大きな事故になってしまう可能性がある)
  7. オートバイの場合はヘルメットをしっかり装着する。
    シカと衝突しそうになったら、減速し、ブレーキをしっかりかけ、必要に応じて方向転換する。他の物や車両と当たらないように車線内に留まるようにする。

参考資料:
State of WisconsinDepartment of Transportation

■もし、シカと当たってしまったら…

□シカとの衝突事故に遭ってしまった場合の6つの対処法

自分が気を付けていても、事故が起きてしまうことはあります。
では、もし事故に遭ってしまった場合はどうしたら良いでしょう?

  1. ハザードランプを点灯し、必要があれば警察や救急(911)へ電話をしましょう(特にレンタカーの場合は警察の報告が必要です)
    シカが車線内に留まっていて交通の妨げになっている場合も、警察へ連絡をしましょう。
  2. 今後の保険の手続きの為に、車の損傷箇所、場所、状況を写真やメモに取り、記録を残しましょう。事故の目撃者がいたり、助けてもらった場合は連絡先を尋ねましょう。
  3. 車がきちんと動くか、安全に運転できるかを確認しましょう。
  4. レンタカーの場合はレンタカー会社に連絡を取りましょう。
  5. 当たったシカは急に暴れたり攻撃してくる可能性があるため、様子を見に行くなど、むやみに近づかないようにしましょう。

参考資料:
State Farm Mutual Automobile Insurance Company
State of Wisconsin Department of Transportation
Hertz Car Rental

■まとめ

今回は、私がこの時期に運転する際に気を付けていることと、もし事故に遭ってしまった場合の対処法をお話ししました。

シカとの衝突事故が多いウィスコンシン州の情報を主にまとめましたが、アメリカはどこにいてもシカや他の動物との衝突事故に遭う可能性があります。

特に事故が増える秋の時期は、いつもより注意して事故に遭わないように気を付けて運転しましょう。
そして、秋の行楽シーズンをたくさん楽しんで過ごしましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参考資料
Deer Crashes in Wisconsin
State Farm Mutual Automobile Insurance Company
Hertz Car Rental
State of WisconsinDepartment of Transportation「Car-Killed Deer」
State Farm® data

引用:
Wisconsin Department of Transportation

タイトルとURLをコピーしました