みなさん、こんにちは。
2018年にアメリカ中西部ウィスコンシン州へ移住した、ゆうこです。
もしかしたら「アメリカのウィスコンシン州」 と聞いて、アメリカのココだよね!と場所が思い浮かぶ方は少ないかもしれません。私は夫と知り合うまでは、州の名前だけしか知りませんでした。
ウィスコンシン州は、アメリカは三大都市シカゴから車で2時間ほど北へ向かった場所にある、豊かな自然と美味しいビール、そして酪農産業が有名なとても魅力的な州です。
今回は、現在この州で暮らしている私が、ウィスコンシン州の場所や州都、そして少し意外な豆知識まで、まるっとご紹介します!
■ウィスコンシン州の場所

ウィスコンシン州(WI)は、アメリカ中西部の北部に位置する州です。
地図の、シカゴがあるイリノイ州のすぐ北側、五大湖の西側にあるのがウィスコンシン州です。
□WI州の位置と隣接している州
北米中東部に広がる五大湖のうち、スペリオル湖とミシガン湖に面しており、湖沿いには美しい景色が広がります。
・隣接している州:ミネソタ州(MN)アイオワ州(IA)イリノイ州(IL)ミシガン州(MI)
・日本との時差:−15時間(サマータイム期間は−14時間)
シカゴから車で北へ向かえば、数時間でウィスコンシン州に入ることができる、アメリカ中西部の中でもアクセスしやすい州のひとつです。
□WI州の季節を通した温度変化と面積の広さ
実際にここで暮らしてみると、この州の大きさと季節の気候の変化の幅に驚かされます。
気候:はっきりとした四季があり、夏は30℃近くまで上がり湿度が高い日もある一方、冬はマイナス20℃まで下がることもある寒冷地です。湖の近くは「レイク効果」と呼ばれる、まとまった雪が降ることもあります。
面積:ウィスコンシン州の面積は約16.9万km²で、日本の約半分弱に相当します。これだけの広さがあるため、南部と北部では気候や景色もかなり異なります。
自然環境:州内には1万5千以上の湖があると言われ、森や湖、農地が広がる自然豊かな土地です。秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに違った美しさを楽しめます。
■ウィスコンシン州の州都と最大都市
ウィスコンシン州を語る上で欠かせないのが、政治の中心「マディソン」と、経済・文化の中心「ミルウォーキー」です。
□州都 マディソン市(Madison)

ウィスコンシン州の州都は州中南部にあるマディソン市です。
「映画『マディソン郡の橋』の舞台ですか?」と聞かれることもありますが、映画の舞台はアイオワ州のマディソン郡。ウィスコンシン州のマディソン市とは別の場所です。
州の中南部に位置するマディソンは、二つの大きな湖(メンドータ湖とモノナ湖)に挟まれた美しい街です。
中央には真っ白なドームが美しい「州会議事堂」があり、その周りに広がるダウンタウンは活気に満ちています。ウィスコンシン大学マディソン校の広大なキャンパスもあり、学生街としての顔も持っています。
上の写真の中央の、白いドームの形をした建物がウィスコンシン州会議事堂、その周囲がマディソン市のダウンタウンです。手前の湖がモノナ湖、奥がメンドータ湖です。
マディソンエリアの魅力
ダウンタウンのファーマーズマーケット:州会議事堂を囲むように春から秋の毎週土曜に開催され、地元の野菜やチーズなど販売しているテントが、ずらりとたっくさん並びます。毎週行っても飽きないくらい盛り上がります。
湖沿いのトレイル:モノナ湖やメンドータ湖の周りには遊歩道やサイクリングコースが整備されていて、夏は散歩やランニング、冬は凍った湖の上でスケートやアイスフィッシングをする人の姿も見られます。
大学のあるエリア特有の活気:ウィスコンシン大学マディソン校周辺は学生街らしくカフェや本屋が多く、スポーツの試合がある日は街全体が赤いチームカラーに染まります。
観光で訪れる際も、有名スポットを巡るだけでなく、土曜のファーマーズマーケットに立ち寄ったり、湖沿いを少し歩いてみたりすると、マディソンならではの空気をより感じられるかもしれません。
□州最大都市 ミルウォーキー市(Milwaukee)

マディソンから東へ約100km、ミシガン湖畔にあるのが最大都市ミルウォーキーです。
ミルウォーキーは「世界の三大ビール生産地」(ミュンヘン、札幌、ミルウォーキー)の一つに数えられるほど、ビール文化が根付いた街。町中には多くのブリュワリー(ビール醸造所)やレストランが立ち並んでいます。また、ハーレーダビッドソンの本社があることでも有名で、工業とグルメが共存するパワフルな都市です。
ミルウォーキーエリアの魅力
ブリュワリーツアー:ミラーやレイクフロント・ブリュワリーなど、見学・試飲ができる施設が複数あり、ビール好きには定番の観光スポットです。
ミシガン湖畔の公園:湖沿いには緑豊かな公園が広がり、夏はピクニックやイベント、フェスティバルでにぎわいます。
ハーレーダビッドソン博物館:バイク好きはもちろん、アメリカの産業史を知る上でも興味深いスポットです。
アクセスの良さ:マディソンからは車で約1時間、シカゴからも車や電車で日帰りできる距離にあり、中西部観光の拠点としても便利です。
ビールと産業、そして湖畔の自然が共存するミルウォーキーは、ウィスコンシン州の経済・文化の中心地としての顔と、訪れる人を楽しませる街としての顔の両方を持っています。
■今回のまとめ
今回は、ウィスコンシン州がアメリカのどこにあるか、そして州都マディソンと最大都市ミルウォーキーについてお話ししました。
イリノイ州のシカゴの北側、五大湖に面した広大な土地に広がるウィスコンシン州。四季の変化がはっきりしていて、夏は爽やかに、冬は雪景色が楽しめる場所です。州都マディソンには湖と暮らしが溶け込む街の魅力があり、最大都市ミルウォーキーにはビールと産業が根付く活気があります。
日本からの直行便はありませんが、シカゴまで来ればあともう少しでウィスコンシン州です。都会の喧騒を離れて、ゆったりとした時間が流れるこの場所に、ぜひ一度遊びに来てくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ちょっと言いにくい「ウィスコンシン州」州の名前の由来は?
