みなさん、こんにちは。
ウィスコンシン州で馬と暮らしている、ゆうこです。
先日、ロナが少し不調だったことがあり、診察と馬の整体を受けました。
その際、獣医師から「ロナの運動後はなにかストレッチはしていますか?馬のストレッチはしてあげると良いですよ」と脚のストレッチ方法を教わりました。
最初は「馬のストレッチって難しそう」「嫌がらないかな?」と不安もありましたが「これもロナのためになるならやってみよう」と思い、少しずつ始めてみました。すると、思っていた以上に早くロナに嬉しい変化が見られました。
今日は、獣医師に勧められて始めた馬のストレッチと、続けてみて感じていることをご紹介します。
※今回ご紹介しているストレッチは、獣医師から教わった方法をもとに、ロナの体の状態に合わせて行っています。馬の状態によって適した方法は異なるため、不安な場合は獣医師や専門家に相談してから行うことをおすすめします。
■馬にもストレッチが必要?
獣医師によると、ストレッチは筋肉や関節の柔軟性を保つだけでなく、体の状態を確認できる時間にもなるから良いですよ、と教えてくれました。
ロナは16歳、人でいう50代半ばくらいの年齢です。先日、蹄のトラブルや整体を受けた経験もあるので、ストレッチをしてあげると今後の健康維持のためにも良い、とのことでした。
これまでの私のルーティンは、運動をさせた後はブラッシングをして綺麗にして仲間のところへ返しておしまい、でした。
そこに、ほんの5分ほどのストレッチを加えました。
ストレッチをはじめてから、ストレッチを始めてまだ1か月ほどですが、徐々にロナの体が柔らかくなってきたように感じています。
■私がはじめた4種類の馬のストレッチ
私が獣医師に教わったストレッチは全部で4種類あります。無理に脚や首を伸ばそうとせず、馬が自分ではあまりやらない動きを手伝ってあげるイメージです。ロナの様子を見ながら、嫌がったら無理に続けないようにしています。
- 背中やお腹周りを動かす
- お尻の筋肉を動かす
- 4本の脚をそれぞれ伸ばす
- 首を左右に曲げる
ストレッチを行う時の注意
馬の脚を持ち上げる時は、左右の手の指を組まず、それぞれの手で支えるように持ちます。もし馬が急に脚を動かした場合でも、すぐに手を離せるようにするためです。指を組んでしまうと、手や腕をケガする危険があります。
1〜3までのストレッチの様子を動画にまとめました。
ロナはストレッチが好き?
ロナの後ろに立って、後ろ脚を引っ張ったり伸ばしたりして、嫌がって蹴られたら怖いな…と心配もありましたが、いざやってみるとロナはまったく嫌がらず、いつも大人しくしてくれています。
最近はいつもストレッチをやっている場所に連れて行くと、すんなり脚を上げてくれるので助かります。
馬なので本当の気持ちは聞けませんが、これだけ素直にやらせてくれるということは、案外ストレッチが好きなのかもしれません。
■少しずつ嬉しい変化も感じています
ストレッチを始めてから、劇的に動きが軽くなった!というような変化は、正直わかりません。
でも、コツコツと続けているうちに、気づいたことがあります。 すこーしずつ、脚が高く上げられるようになってきました。
最初の頃は地面から10cmくらい、無理のない範囲でしか上げられませんでしたが、最近は以前より高く地面から30cmくらいの高さまで脚が上がるようになりました。最終的には地面から70cmくらいまで上げられるようになることを目標にしています。
その日の体調や私の感じ方による部分もあると思いますが、小さな変化を感じられるのは続けているからこそかもしれません。
■ストレッチをはじめて良かったと思うこと

私がストレッチを続けていて一番良かったと感じるのは、ロナの体の変化だけではありません。ストレッチを始めてからロナの体をじっくり観察する時間が増えたことも、大きなメリットだと感じています。
「脚が熱を持っていないか」
「触った時や脚を持ち上げる時に嫌がらないか」
「ここを触ると気にしているかな」
そんな小さな変化に気づける機会が増えました。この先もし何か異変があったとしても、普段から触れていることで早めに気づけるかもしれません。
それと、ストレッチする時間はロナとの良いスキンシップの時間になっています。運動後の数分間ですが、ゆっくり体に触れながら向き合うことが、私にとってもリラックスできる時間になっています。
乗馬というと「乗る時間」に意識が向きがちですが、実際には乗っている時間よりも、手入れやストレッチをしながら過ごす時間の方が長い気がします。最近は、そういう時間こそが大切なのではないかな、と感じています。
■今回のまとめ
今回は、最近取り入れた馬のストレッチと、続けてみて感じていることをご紹介しました。
ストレッチを始めて一番良かったことは、ロナと向き合う時間が増え「今日は体が柔らかそう」「少し嫌がっているかな」といった小さな変化に気づけるようになったことだと思います。
乗馬というと乗っている時間に目が向きがちですが、地上でゆっくり体に触れながら過ごす時間も同じくらい大切なのだと感じています。
ストレッチ後に劇的な変化はなくても、毎日の数分間の積み重ねが、10年後もロナが元気に歩き、走れる体につながると信じています。これからも無理のない範囲で続けていきたいと思います。
ストレッチを始めるきっかけになったロナの不調の原因、跛行検査の記録はこちらの記事にまとめています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



